認知症の人へ安楽死の選択肢を

   

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2014年度に発生した鉄道事故のなかで、認知症の人が当事者として関わっていた事例が22件にのぼることが公表されました。

愛知県では認知症の男性の介護を怠ったためだとして、JR東海が死亡した男性の遺族に対して裁判を行っています。

JR東海の対応に対して、やりすぎとの批判もありますが、会社からすれば同居人がしっかり介護をしていればという思いだったのでしょう。

一方で、日本の介護は老老介護と呼ばれるように、同居人が介護をする方式が一般化しています。

もちろん、デイサービスや介護施設も広がりを見せていますが、基準や施設料金の問題から、結局は自宅介護になることの方が多いでしょう。

しかも、認知症の方は頭はボケていても体力はしっかりしている人が多いことも特徴です。

実際、介護ボランティアに行ってみれば分かりますが、認知症の方はどこかに出歩いてしまったりすることがとても多いのです。

認知症の人を介護するためには、本当に24時間つきっきりの状態にならざるを得ないのが現状です。

しかし、介護をしている人にも生活はありますから、そのようなことはできないのも事実です。

そして、このようなちょっとした隙間の間に認知症の方が外を出歩き、鉄道事件の当事者になってしまうのではないでしょうか。

もはや、日本では認知症を患った時点で、自分の人生は終わりだと思う高齢者が多いと思います。

家族に迷惑をかけるよりは、自分が自分であるうちに、生涯を終わらせたいと思う人もいるでしょう。

認知症の初期段階の時点で、認知症患者に将来的な安楽死の選択肢を与えるべきではないでしょうか。

このように言うと、人権がと言う人がいますが、認知症を患い自分が自分でなくなる恐怖は認知症患者にしか分かりません。

認知症患者の家族に迷惑を掛けたくないという望みを叶えてあげない方が、よほど個人の人権を踏みにじっていると思います。

男性 20代
千葉県
認知症の人へ安楽死の選択肢を

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