マイナス金利の副作用

   

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日銀が導入したマイナス金利の副作用で、短期債券などで運用する投資信託が元本割れの危機に見舞われているそうです。

安全性を売りにしている投資信託だけに、資産運用会社は必至で元本割れを回避しようとしているようです。

そしてとうとう、大和証券のMMF(マネー・マネージメント・ファンド)が販売停止に追い込まれるや、雪崩を打つように他社が追随し、全11社が販売を停止してしまいました。

対応を急いだ背景には、2001年に米エンロン破綻のあおりでMMFが元本割れを起こした苦い経験があると言います。

そのときは解約が殺到し、大変なことになったそうです。

しかしこれは大混乱の序章に過ぎないという見方があります。

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)までもが、元本割れの危機にあると言うのです。
MRFというのは、投信や株式の売却で得た資金がMRFに入り、新規の買い付け資金はここから引き出されるという、証券会社の顧客にとっては、いわば「普通預金」と同等の口座なので、これが元本割れとなると、正に預金のマイナス金利に等しいことになるということです。

もしそうなると投資しようと思う人は誰もいなくなってしまうかも知れません。

MRFの損失を運用会社が補填する仕組みは法令上、用意されているそうですが、大混乱を避けるためにはどんな手段を使っても厳しいということです。

最善のシナリオは、高い利回りを求める資金が預金からしみ出し、リスク資産に流れることですが、やはりリスクを避けたいと思う人の方が多く、安全志向が強い状況が続いているようです。

また欧州では一足先にマイナス金利を導入しましたが、かえって安全志向が強まったという分析結果があるそうです。

これから一体どうなってしまうのか?

専門家でも予測し難いらしいですが、多くの人が二の足を踏む今が、逆に投資のチャンスなのかも知れないと思いました。

男性 50代
愛知県
マイナス金利の副作用

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