在宅介護とそれを取り巻く環境、痛ましい事件

   

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自宅で介護する事に疲れたり、将来を悲観して殺人または心中に至るというケースが後を断たない。

インターネットインフィニティー(ヘルスケア事業会社)と毎日新聞が共同で、ケアマネに対する意識調査を行い、

そのうち過半数が「在宅介護による殺人を危惧する」と解答したという調査結果が先日発表された。

少子高齢や介護の必要性が強く叫ばれる昨今、寝たきりになったり障害を持った家族を自宅で付きっきりで面倒を見る家庭も増えてきているが、それに伴い痛ましいニュースが報道される事も少なくない。

いくら大事な家族とはいえ、四六時中…複数年に渡って世話を続けるというのは、介護する側にとっての精神的肉体的な負担は想像を絶するものがあるし、介護される側も望んでそんな生活を送っているわけでは無いだろう。

逆に介護をしていた家族が過労などで命を落とし、残された側も死亡するというケースや年老いた親が要介護となった我が子の面倒を見るという身につまされるケースも見聞きする。

例え今現在はその立場に無くても、いつかはどちらかの立場になる可能性というものは誰でもあるわけで、その時の経済的な面を含めた環境などによっても対応は様々だと思うし、最悪の場合は痛ましい事件に発展する可能性もある。

先日も横須賀で、認知症の疑いがある夫が妻を殺害するという事件も起こっており、報道されない事案も含めればそうした事例の数は相当数に昇るだろうし、今後もこうした痛ましい事件は増え続けると容易に推測できる。

心身共に疲弊しきった介護者が限界を越え、最期の手段として家族を殺めてしまったという報道を聞けば、辛くて大変だったのだろうと感じるし、情状酌量が認められて然るべきだとも思う。

素人目に見ても障害者や老人の数に比べ、まだまだ介護の環境は足りておらず不十分だと思うし、国も何らかの対策を講じ、介護をもっとしっかりと支えていく体制が必要だと思う。

男性 30代
大分県
在宅介護とそれを取り巻く環境、痛ましい事件

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