原発問題の是非に観る現政権の反知性
東日本大震災から既に5年が経過しているにもかかわらず、福島第一原子力発電所の廃炉のプロセスは不透明だ。
破壊された原子炉のある建屋は水素爆発をした当時からほとんど変化した様子は見えず、
汚染水処理は現実的にどうなっているのか、作業員の方々の健康状態はどうなのか、そもそもいつになったら廃炉されるのか。
全く不透明でわからないことだらけ。既にあの日から丸5年が経過しているのにだ。
その上で、関西電力の福井県高浜原発では、大津裁判所が運転停止命令を出したというのに、
安倍総理大臣は原発再稼動の構えを崩していない。
経済最優先で、国民に対する危険性は後回しという明確な姿勢を現政権はとっている。
すべからく経済至上主義で、非民主的な政権の特質が色濃く現れている。
沖縄県普天間基地の移設問題でも、沖縄県が反対しているにもかかわらず辺野古沖に移設する構えを崩していない。
答えはひとつしかないと言い続けている。
問題が明らかな場合に、他の答えをみつけるのが仕事というものなのに、現総理大臣には何ら課題解決能力は無い。
昨年の安保法制から明確化しているが、安倍総理大臣という男は反知性の塊である。
憲法を自らの勝手な解釈で変更するなど、国家公務員に求められている憲法遵守姿勢は微塵も無く、
自己の野望を実現する為に手段を選ばない姿勢は、知性はからカルト集団を指摘されるという信じがたい政権なのである。
立憲主義、民主主義、平和主義の精神はどこにみ見当たらない。
総理大臣以下の内閣を構成する国務大臣のレベルも、安倍総理大臣と同等又はそれ以下の同じ穴の狢で、
ここまで低劣な政権を未だ見たことが無い。
国民主権を無視し、自己の野望のみに突き進むこの政権の姿勢は許されざる事に決まっている。
知性の無い集団が国家を運営して宜しいはずはない。
反知性的な内閣は必ず打倒しなければならない。
原発の是非だけでなく、そべからくこの政権の執る行動は国民をないがしろにしている。
その上で、政策と呼べるものは何もなく、野党を貶める発言を繰り返すばかり。
日本の恥といわざるを得ないではないか。
この政権を支持する国民を私は信じられない。
男性 50代
神奈川県
原発問題の是非に観る現政権の反知性