2016年アメリカ大統領選挙

   

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2016年の大統領選挙がこれほど混乱するとはアメリカ国民ですら予想していなかったと思う。

そもそもの混乱の始まりは、民主党がヒラリー・クリントン、共和党ジェフ・ブッシュなどという”冷めたピザ”どころか賞味期限切れの二人が本命とされたことからだと思う。

そこで、マスコミ(騒げば盛り上がる。

結果は二の次の考え)はネタが欲しくて民主党サンダース、共和党トランプという”叩きがいのある泡沫候補”に焦点を当てる。

当てられた本人も悪い気がしないので、ここぞとばかりに後先考えず言いたいことを言う。

言いたいことを言うのは楽だ。何の責任も付いてこないからだ。

今まで仮にも一国の元首になろうという考えを持っている人間なら、心で思っていても決して口にしないことを連呼する。

願ったりとばかりにマスコミは取り上げてネタにする。

普通ならこれで笑い話になって終わりなのだが、臨界点に達していた国民の不満がこれに呼応してしまった。

手のひらを返してマスコミはこの二人を叩き始めるがトランプに関してはそれが火に油を注いでしまった。

元来深い考えを持たない人々にはトランプの後先考えない発言が心地よく、まったく洗脳されてしまった。

彼を叩くマスコミも敵としか感じなくなった彼らには、冷静な判断など求めることは不可能になってしまった。

共和党の一部が言わば”トランプ教”の信者となり、彼の言葉以外は悪魔の声となってしまった。

こうなるともう止めようがない。

実体経済、世界情勢、国内情勢、そんなものもどうでもよく、トランプ教祖の声を盲目的に信仰し続けることしかできなくなってしまった。

やっと対立候補一本化とか、党大会での決着とか言い出したが、通常の方法で選ばれようとしている人間を引きずり下ろせばそれこそ彼らには反発しか残らない。

今後本選挙までどのような動きになるか余談を許さないが、これは対岸の火事だろうか?

実現もできないことを言うことが夢を語ることと勘違いすることは、不満を抱えた人にはよくあることだ。

最低限、言いたいことを言うことと、本音をいうことは違うのだということを分かって、ネタほしさのマスコミに踊らされず我々も投票しなければとんでもない結果が待っていることを肝に銘じなければならない。

男性 50代
大阪府
2016年アメリカ大統領選挙

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